目元や口元で目立つしわ。
鏡を見るたび、気になるというお声もよく聞きます。
原因によって種類の異なるしわですが、スキンケアによるしわの予防法から美容医療による改善法まで知りたいという方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はナールスエイジングケアアカデミーの「しわを取る、消す対策は本気で!10の改善法と7の美容医療」を参考にして、しわの予防と改善法についてご紹介いたします。
しわの原因は?
しわは、主に以下の要因によって引き起こされる皮膚の折り目やしわです。
第一に、加齢によるコラーゲンやエラスチンの減少があります。これにより皮膚の弾力性が低下し、しわができやすくなります。
第二に、紫外線の影響も大きいです。紫外線は皮膚の弾力性を損ない、しわの原因となります。
第三に、顔の表情筋の使用や繰り返しの動きもしわを形成します。喫煙や栄養不良もしわを促進する要因です。最後に、乾燥した環境や適切な保湿の欠如もしわを悪化させることがあります。これらの要因が組み合わさることで、しわが形成されることがあります。
スキンケアによるしわの予防法
しわを予防するためのスキンケアのポイントについてご紹介します。
まず、適切な保湿を心掛けることです。乾燥したお肌はしわを増やす原因となります。保湿成分を含んだ化粧水やクリームを使い、お肌の水分を保つことが大切です。
また、紫外線対策も欠かせません。日焼けによるお肌のダメージがしわを引き起こすことがありますので、UVカット効果のある日焼け止めを使用し、帽子やサングラスで保護しましょう。
さらに、食生活にも気を使い、ビタミンCやEなどの抗酸化物質を摂取することで、お肌の健康を保つことができます。適度な運動や良質な睡眠も大切です。
正しいスキンケアを日々の習慣とし、内外からのケアをバランスよく行うことがしわ予防の基本です。
美容医療でできるしわ対策は?
乾燥による小じわなら、スキンケアやエイジングケア化粧品によって、改善することが可能な場合もありますが、真皮じわといわれる深いところに刻まれてしまったしわはスキンケアでは、改善ができません。
真皮じわを改善するための手段として挙げられるのが、美容医療です。
ここでは、美容医療でしわを改善する方法についていくつかご紹介いたします。
レーザー
異なる波長のレーザーを用いて、肌表面や真皮層のコラーゲン生成を促進し、しわを軽減します。短い回復期間と高い効果が特徴で、シミや毛穴も同時に改善できる場合もあります。
治療後は一時的な赤みや腫れが見られることがありますが、数日から数週間で回復します。施術の回数や強度は個人の肌状態によって調整され、専門医の指導を受けることが大切です。また注意深くアフターケアを行い、適切なUV対策を守ることも重要です。
ヒアルロン酸注入
水分を保持し、皮膚を潤す働きがあるヒアルロン酸を皮膚に注入することでボリュームを補充し、しわを軽減します。注入によってお肌のハリや弾力が改善され、目元や口元のしわが目立たなくなる効果があります。
施術は短時間で行え、即効性がありますが、数ヶ月から1年程度で徐々に効果が薄れてしまいます。リスクはごく稀に腫れや赤みが起こることがありますが、ほとんどが軽度で、施術後の日常生活への影響は少ないです。
ケミカルピーリング
ケミカルピーリングでは、化学薬品を用いて古い角質を剥離し、皮膚の新陳代謝を促進します。これにより、お肌の質感が改善され、しわや細かい皺が薄くなる効果があります。
施術のレベルは深さによって調整可能で、軽度なしわから深いしわまで対応できます。施術後は一時的に赤みやかさつきがあることがありますが、数日から1週間程度で回復します。繰り返し施術を行うことで持続的な効果が期待されます。ただし、お肌の状態や適応症によっては注意が必要です。専門医との相談を通じて、適切な施術計画を立てることが大切です。
まとめ
今回は、スキンケアや美容医療によるしわの予防と改善法についてについてご紹介しました。
しわをつくらないためにまず日頃のスキンケアを正しく行い、しわを予防することがまず大切です。そして、一度できてしまった深いしわに関しては、スキンケアやエイジングケア化粧品では、改善することができないので、美容医療によって改善するというのも1つの手段として挙げられます。
美容医療のなかで、しわに対する治療にはさまざまな種類があり、費用やダウンタイムの有無、効果の持続性など異なります。
信頼できる医師のカウンセリングで相談し、ご自身のお肌の状態や費用の面などを考慮した上で、施術の内容や考えられる副作用をきちんと理解し、受ける施術を決めるのが大切です。